今日は朝イチから子ども見守り隊で交差点へ。
今年の最後の当番。だが、朝方は頭のてっぺんから足の指の先まで猛烈に冷たい。
それでも、「おはよう」と言えば、「おはようございます」と挨拶する子どもたちの声はいつもより元気がいい。
それもそのはず、今日は終業式。
冬休み。おまけにクリスマスはあるは、正月はあるはで、年に一度のウハウハの稼ぎ時。
黄色い旗を振りながら自分の子どものころを思い出す。

見守り隊をしている交差点は、府道にある。
明治22年に造られた道で、我々は「新道」と呼んでいた。
今は交通量が増えて、子どもたちは村中の道を通って、この交差点で新道を横切るだけだが、自分が子どもの頃は新道が登校路だった。
まだ舗装されていない地道で、冬ともなれば水たまりの氷をバリバリと割りながら通った。それほどに、行きかう車は少なかった。ときたまダンプカーが通り、一時間に一本、白いボンネットバスが通るだけだった。
1925年(大正14年)5月30日に開業した金剛バスだ。一昨年、全線廃止となり、今は、あの若草色のバスに代わって黄色の近鉄バスが通って行く。

普段見慣れたものがなくなるのは少し寂しい。
あるものが無くなり、あるものが生まれるのを、今までどんなけ見て来たことか。
行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかた(泡)は、かつ消えかつ結びて久しくとどまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。『方丈記』
世の中にあるものは必ず滅びると考えると儚い。 しかし、この世のものはたえまなく変化し続けて新しいものが生まれると考えれば前向きになる。
諸行無常は永久不滅でもあるのだ。
この寒いのに、半ズボンで元気に登校する子どもたちがそれを示している。
※絵はAI生成画像